Discography / ディスコグラフィ



LOVE&PEACEfeat. ベッキー♪♯
アルバムを総括しているかのような内容のこの曲は、近年ミュージシャン活動を本格化させているベッキー♪♯とHIROKIのデュエットを、計69の言語で歌う“LOVE & PEACE”というコーラスがバックアップ。歴史・領土問題が日々ニュースにのぼっている今日この頃、まさに日本から発信すべき曲? 
You are my sunshinefeat. 上江洌清作 from MONGOL800
こちらは説明無用、昨年ORANGE RANGEのデビュー10周年記念イベントで彼らと共演した、同郷の先輩バンドMONGOL800のシンガー/ベーシストの上江洌清作をフィーチャー。パンクバンドのフロントマンに、エイティーズ・テイストのシンセ音はじけるエレクトロ・ポップを歌わせるというヒネリが、みごと功を奏している。
 
sunrise~emotion~feat. Frankie Paul
フランキー・ポールとHIROKIが英語と日本語でデュエットする、メロウでシンプルなバラードを、NAOTOはサイケデリックなテイストで演出。
 
India Lightsfeat. Mahesh Vinayakram
シタールのようにも聴こえるアコギを絡めた、ミニマルなダブステップ・トラックに、ヒンドゥー語と日本語のリリックをプラス。日本語はもちろんHIROKI、ヒンドゥー語で歌うのは、“カルナティック”と呼ばれる南インドの古典音楽の伝統を受け継ぐ著名ヴォーカリスト、マヘーシュ・ヴィナヤクラムだ。
 
The Ghostfeat. Horace AndyJYONGRI
メランコリックでダビーなこの曲では、韓国系ジャパニーズのR&Bシンガー=JYONGRI(ジョンリ)とホレス・アンディがヴォーカルを担当。マッシヴ・アタックとのコラボで有名なホレスはジャマイカを代表する大御所シンガーのひとりで、一度聴いた忘れないペーソスあふれる独特の声の持ち主だ。ちなみにHIROKI自身は歌っていないけど、作詞を担当。
 
mahiruno seizafeat. Lee "Scratch" Perry, 傳田真央
2月に最新アルバム『セミダブル』をリリースした傳田真央がメイン・ヴォーカルを歌い、ダブのオリジネーターとしてお馴染みのジャマイカ音楽界の重鎮=リー・スクラッチ・ペリー(77歳で現役!)がバッキングを提供するという、NAOTO&HIROKIならではの意外なマッチングによる変化球的J-POPバラード。ここでもHIROKIはリリシストとして参加。
 
songoutfeat. Akil from Jurassic 5
LAのオルタナティヴ・ヒップホップ・ユニット、ジュラシック5のMCであるAkilとHIROKIが、力強いライムで対話を繰り広げる。2007年に一旦解散したものの今年再結成したジュラシック5は、政治的メッセージ色の強い曲で知られているから、“見えない敵に騙されるな”と訴えるこの曲でのAkilの起用は納得。それに、出発点ではダブなのだが、どんどんアブストラクト化してゆく斬新なトラックに乗せてラップするのは、HIROKIにとってもAkilにとっても新鮮だったはず。
 
so specialfeat. 伍芳(ウー・ファン)中村弘二武田カオリ
これもユニークなキャティング! 言うまでもなく元スーパーカーの首謀者で、解散後はiLL名義、そして4ピースバンドのLAMAの一員としても活動している中村弘二が曲作りとバッキング・ヴォーカルを手掛け、英語詞はTICAの武田かおりが歌い、日本でもコンスタントにアルバムを発表して大人気を誇る中国の古箏の演奏家ウー・ファンがもちろん古箏を弾いて、生き物のように変容してゆくマジカルな曲を形作る。
 
starsfeat. Frankie PaulAzumi
ダブステップmeetsエレクトロな曲に、スティール・パンに似たサウンドがカリビアンな彩りを添える1曲。メイン・ヴォーカルを担当するazumiはご存知、ギタリストのso-toとのデュオWyolicaで15年にわたってシンガーを務めつつ、ソロ・アーティストやモデルとしても活動している女性だ。そして、歌うフレーズはシンプルだけど優しくソウルフルな声で強い印象を刻むのは、1980年代から数々のヒットを放ってきた、ジャマイカで広く愛されているダンスホール界のスター=フランキー・ポール。
 
moimoifeat. Talvin Singhよなは徹仲村なつき
ウチナーグチを交えた仲村なつき&よなは徹の歌に、タルヴィン・シンのタブラという沖縄×インドのハイブリッドに挑戦。仲村なつきは今年3月に亡くなった沖縄民謡界のレジェンド=登川誠仁の最後の弟子だった三線奏者/歌い手で(RYUKYUDISKOらとのコラボ体験もあり)、よなは徹もやはり島唄や三線の名手だ。一方のタルヴィンは、インドの伝統音楽とダンス・ミュージックを融合させた1998年のアルバム『OK』で一躍名を馳せた、インド系英国人のタブラ奏者/プロデューサー。NAOTOのプロダクションはごく控えめで、さりげなくドラムンベース調に色づけし、アウトロにかけてテンションを一気にアップ!
 
Whatis...feat. Toots Hibbert多和田えみ
沖縄出身のジャズ/ソウル系シンガー=多和田えみとHIROKI、そして、半世紀の活動歴を誇るジャマイカのスカ/ロックステディの大ベテラン・トリオ=トゥーツ&ザ・メイタルズを率いるトゥーツ・ヒバートの組み合わせで、沖縄からジャマイカにリスペクトを贈る、オールドスクールなレゲエ・チューンを完成。
 
Sweet Ryukyu Symphonyfeat. Talvin SinghMugdha Hasabnis
沖縄×インドのハイブリッドに、今度はタルヴィン・シンのタブラと、ムンバイ出身の若手シンガー=ムグダ・ハサブニスのヴォーカルで挑戦。三線の音が聴こえる一方、ストリングス・サウンドを使ったかつてなくシネマティックで壮大なプロダクションが、祈りのようなスピリチャルな曲の趣に絶妙にマッチしている。